とちぎ時計職人の会　　　足利市　太陽堂　のページ

昭和４３年、現社長　田米開茂さんが足利市に開業しました。その後昭和５９年

１１月現在地　葉鹿町に移転新築して現在に至ります。　

店主の茂さんは時計の修理を始めてすでに半世紀以上という超ベテランの

時計職人で、機械式の手巻きや自動巻きの修理を得意としますが、クオーツ

の修理もお任せくださいとのことでした。　４０年〜５０年前の古い時計も

喜んで修理してくれます。

ただし内装部品の多くは製造後１０年足らずでその生産を止めてしまうのが

現実です。そのような時は部品調達用の古い時計の在庫から合う部品を探す

などして何とか再生できるように努力しているそうです。　

部品が無いという事でお断りするのは簡単なことですが、いろいろな思い出の

こもった時計である事をお客様からお聞きしてしまうと、効率や採算などを度外

視して一生懸命に取り組んでしまうことも度々だそうです。

まさに昔ながらの職人の姿そのものです。

また長男の亮さんはメガネの販売制作を担当していて、その優しそうな人柄

からか、中高年のお客様から頼られる町のメガネ屋さんとして地域の皆様から

愛されています。今、古い柱時計の修理を時計店に持ち込んでもほとんどの

ところで部品が無いという理由で断られることが多いと思います。これは部品の

交換が利かないのも事実ですが古い時計の修理は驚くほどの手間と体力と

時間を要するのが断る１番の理由です。その割には何万もの修理代金は頂き

にくいこともあります。太陽堂ではそのような他店で断られたものでも出来る

限りお預りして修理しているそうです。





是非一度ご相談下さい